[取材:2011年9月]
スマートフォンで添付ファイルを安全に閲覧できる環境を構築したい!
画像変換ドキュメントビューア【GT-Document】でユーザー・導入者のニーズを満たす。
NTTデータでは、従業員へのスマートフォンの導入に伴い、富士フイルムのセキュリティ重視型画像変換ドキュメントビューア【GT-Document】を採用。添付ファイルの閲覧を求めるユーザーのニーズに応えながら、高いセキュリティ性を確保することに成功している。
| 導入製品 | GT-Document |
|---|---|
| 導入時期 | 2010年4月 |
| 導入経緯 | 携帯電話からスマートフォン(Android)への切り替えを検討。 添付ファイル閲覧時のセキュリティ性確保が課題となっていたところに、セキュリティ重視型画像変換ドキュメントビューア「GT-Document」に出会う。 既存社内システムとの親和性も良好で、実質3ヵ月余りの準備期間で導入を実現。 |
| 導入後の効果 |
|
高まるスマートフォン導入の機運。しかし、添付ファイル閲覧時のセキュリティ性に課題が——。
ITマネジメント室
システム開発担当 課長
奥野 幸一 氏
システムインテグレーション、インターネットなどを基盤とした情報提供・処理サービスなど、顧客ニーズに応じて多様なITサービスを提供するNTTデータ。
およそ1万人の従業員が在籍する同社では、2010年より、従来の携帯電話から機能性の高いスマートフォン(Android)へ切り替えが検討されていた。
そこで議論となったのが、スマートフォンで閲覧する添付ファイルの情報セキュリティ。社内システムを担当するITマネジメント室 課長 奥野 幸一氏は、スマートフォン導入に向けた課題を次のように説明する。
「すでに携帯電話でのメールチェック機能は導入していましたが、ビューワーとしての機能に優れるスマートフォンを導入した場合、添付ファイルの閲覧を求める声が高まることは明らかでした。しかし、当社では、社外からPCへのリモートアクセスを基本的に禁止しているため、限りなくPCに近い機能を持つスマートフォンに関しても、同レベルのセキュリティ性を備える必要がありました」
“小さなPC”と呼ばれるスマートフォンの力を最大限に引き出すために、添付ファイルの閲覧機能は備えたいが、同時に情報の流出は絶対に防がなければならない——ユーザー導入者双方のニーズを満たすために、同社は新たなソリューションの出現を求めていた。
端末に情報が残らないセキュリティ性の高さが決め手に。既存システムとの親和性も良好。
そんな中、浮上したのが、富士フイルムのセキュリティ重視型画像変換ドキュメントビューア【GT-Document】。NTTデータでセキュリティ領域の研究開発に携わる技術開発本部 池田 和生氏は「あらゆるデータ形式の添付ファイルをJPEG画像に変換する技術は、当社が保有していないもの。しかもスマートフォン本体に情報を残さずに閲覧できて、パスワード付きのファイルにも対応している点が優れていると感じました。他にも類似のソリューションは存在しましたが、既存の社内システムをスマートフォン向けに転用する際に、簡単な作業で組み込める完成度、親和性の高さも魅力でした」と第一印象を語る。
池田氏ら技術開発本部では、スマートフォンの導入に向けて検討を進める奥野氏らITマネジメント室に【GT-Document】の導入を提言。I T マネジメント室もポテンシャルの高さを評価し、【GT-Document】を盛り込みながらスマートフォンの導入を目指すことを決めた。ITマネジメント室 課長代理 江村 歩氏が「時間的に追い詰められている中、ようやく条件を満たすソリューションが現れて良かったというのが率直な印象でした」と語れば、同 橋本紘希氏も「スマートフォンになれば、携帯電話以上のことができると考えるのがユーザーの心理。これに応える手段になり得ると思いました」と、【GT-Document】との出会いが突破口になったことを強調する。
導入までの準備期間は、実質3ヵ月余りと厳しいものだったが、技術開発本部 主任 林 健一氏が「何か疑問点やトラブルが発生しても、富士フイルムの担当者からすぐにレスポンスがあり、助かりました。導入に向けた設定作業も1日で完了してもらえたので、作業負荷を最小限に抑えることができました」と振り返るように、富士フイルムもスピード感あふれる対応で強力にサポート。当初予定通り2011年春には試験運用を開始した。
スマートフォンの導入に比例して【GT-Document】の利用率も拡大。一歩進んだ活用法も視野に。
現在、NTTデータでは、およそ1,000人近い従業員が【GT-Document】による添付ファイルの閲覧機能を備えたスマートフォンを使用している(*1)。従来の携帯電話を所持している従業員はおよそ6,000人いるため、スマートフォンへの切り替えの進展に伴い、【GT-Document】による添付ファイルの閲覧率も膨らむ見通しだ。
「利用のピークが、出勤直前の時間帯に集中しているのは、従来の携帯電話を使ったメールチェックとまったく同じ傾向であり、1日の流れの中に根付いている様子が見て取れます。今後は、添付ファイルの閲覧を足掛かりに、社内決裁についてもスマートフォンで行えるように仕組みを整えていく方針です」(江村氏)
スマートフォンのユーザー拡大に比例して、着実に存在感を増す【GT-Document】。最後に奥野氏は、【GT-Document】への期待について語ってくれた。
「PCと同等の機能を備えるスマートフォンを運用する上で、情報セキュリティの確保は必須課題。その点、【GT-Document】は導入しやすく、セキュリティ性も保証されているので、非常に助かるソリューションです。今後もユーザーの活用シーンを思い描いて、少しでも“使い勝手”が良いソリューションへと、一層の進化を遂げてほしいですね」
ユーザー・導入者の双方がもっと心地よく使えるソリューションへ 富士フイルムは【GT-Document】のさらなる進化を目指していく。
*1 : 2011年9月初旬時点
株式会社NTTデータ 会社概要
| 商号 | 株式会社NTTデータ |
|---|---|
| 代表者 | 代表取締役社長 山下 徹 |
| 設立 | 1988年 |
| 本社所在地 | 東京都江東区豊洲3-3-3 豊洲センタービル |
| 本社所在地 | http://www.nttdata.co.jp/ |
| 事業内容 | システムインテグレーション事業、ネットワークシステムサービス事業、その他関連事業を展開。ブランドメッセージとして、“お客様とともに変革を実現するパートナーでありたい”“グループの総力を結集してお客様の変革のための新しい価値創造を行っていく”との決意を込めて「変える力を、ともに生み出す。」を掲げている。前身は、日本電信電話公社 データ通信本部。 |
導入事例[PDF版]
- 導入事例 株式会社NTTデータ様 (PDF:907KB)

本導入事例記載の情報は初掲載時のものであり、ご覧になる時点では、記載内容が変更されている可能性があることをご了承ください。






